「かわさき現代彫刻展」
クリスマス夢企画
神奈川県立川崎高等学校の校舎を芸術家たちが活動する未来の学校へ。
それが私達の本当の夢企画です。
演劇界を代表する宮城總さん、映画界のホープ林海象さんたちがここを拠点に活動し、地元のこどもたちと演劇や映画づくりをする。そして音楽家、芸術家、建築家、デザイナーも。そんな素晴らしい環境で育った子供たちが未来の川崎をつくってくれる。
宮城總さん、林海象さん、加藤訓子さん、阿部一徳さんらは、そんな夢企画に賛同していただき、クリスマスプレゼントとしての公演が実現しました。

今回の「クリスマス夢企画」では、
12/3 加藤訓子は、アメリカ在住のパーカションニストで、ジェームズ・ウッドが作曲した「浄土」を演奏するが、それをプラットフォームとして宮城總が三島由紀夫の文学を重ね合せ、不思議な体験空間を浮かび上がらせます。
12/10 「濱マイクシリーズ」で有名な林海象監督、長田勇市が、今度は浜川崎地区で撮影した「探偵事務所5」のひとつを上映し、「濱マイクシリーズ」の生みの親と言われる福寿さん、そして同様に林弘樹監督が川崎で撮影された「おおうそ月のかかし」を上映し、それぞれの話しを交えたトークショーが行われます。
12/23 劇団ク・ナウカの主役的存在の阿部一徳さんによるひとり芝居「ぼくは747を食べている人を知っています」の公演が行われます。夏に上野の国立博物館で行われた「王女メデイア」のメデイアの語りは、何分ものセリフを一気に語る凄まじさは観に来た観客を圧倒してしまいました。
12/30

フィナーレの劇団ク・ナウカの演劇はもはや演劇界ではあまりにも有名で伝説的存在。
今回の「オセロー」も最近まで上野で公演しており、来年早々にパリ公演を予定している、世界的な劇団。これまでと、その他の劇団とは全く違った宮城總の世界を是非この機会に堪能してください。そして川崎の未来を夢観てください。

   
  今回の企画は、川崎商工会議所、川崎市、神奈川県の後援をいただいておりますが、出演者、会場設営運営事務局側全てボランティアにより実現しており、発電機や楽器、音響などの機材のレンタル費用などはどこからも援助をいただいておらず、当日皆様から感動した分だけまた、川崎の未来に投資する意味を込めてカンパをお願いしております。
是非、世界のトップクラスの方々による公演を堪能していただき、皆様と一緒に川崎の未来を夢見れたらと思います。当日は予約なしでも受け付けますのでお気軽におこしください。お待ちしております。
   
  「かわさき現代彫刻展・クリスマス夢企画」実行委員/事務局/渡辺治


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