■イベントレポート- 11月26日(土)
  ケンタロー×永井朋生+小幡あえ架
 
コンテンポラリーフラメンコ

RINCEのメンバーが一人体調が悪く欠けてしまった。しかし、小幡は一人でも踊り続ける。思えば去年2004年のカフェアウマンでケンタローと小幡あえ架との共演は、あえ架がケンタローに初対面でありながら口紅を塗るという行為からその演奏×ダンスのバトルは開始されたのだった。
当時は、それに続き、トランペットを蹴り上げ、演奏者が泣いて応戦という流れだった。その記憶がまだ鮮明に残っている中、今回のバトルは始まった。あえ架はあくまでもケンタローを魅惑的なダンスで刺激する。ケンタローはそのダンスをなめるように音を重ねていく。以前が2人の出会いであるならば、今回はさながら友好を深めているかのような淫靡な展開。これが、口紅の後に繰り出したケンタローへの武器だったのだ。芸術的な会話というケンタローの世界にあえ架はみごとに新境地をまたしても持ち込むことに成功したのだった。
今度のバトルはいつ行われるのか。それがどんな展開となるのか。それは成長したあえ架が決めることなのだ。
 

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