■イベントレポート- 10月15日(土)
  ケンタロー × ボンバー・ドラミ × 堀のぞみ
 
3人による対話は成り立つのか?

2人のボーカルとケンタローのベース。ボーカルの一人はピアノを弾く。一体その3人がどのような即興的会話をなし得るのか。その秘密は、ケンタローの即興シリーズでは前代未聞、歌詞カードとコード進行を示す楽譜のようなものがあった。だからベースとピアノが合う、そしてメロディーが乗せられるという関係。しかし、その他は依然として即興。ボーカルの即興は不思議に絡み合う。
  前半、ケンタローがリズミカルに誘うが、2人ともリズムで応戦するだけで、どちらも声を発しようとしない場面もあった。どちらかが歌い出すと、2人はサポートに回る。口火をきった者がしばらくストーリーを話し、その他の人が耳を傾ける、そして次に自分の話すストーリーを探す。まさに彼らは日常の会話を音楽化して聴かせたのだ。でした。
 
 

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