WHAT IS SW BRIDGE ?


正確には木橋ではありません
木をスチールで補剛したSW構造の橋です

現代の最先端技術をもって始めて可能な
ハイブリッド構造体


●近代の発明品であるエポキシという接着剤つまり高分子技術
●現場溶接技術+超音波検査機による欠損発見技術
●集成材叉はLVLといった工業製品化された木材製品製作技術

これらの技術の出現を待たねばSW橋の製作は不可能でした。

どの技術も日本や西欧のような技術先進国においてはすでに確率された技術なの で容易かつ安価に製作することが可能ですが、後進国では製鉄所すらない国が少 なくなく、殆ど製作が不可能であるというのが現実です。

木やコンクリート橋のデメリットを克服した
未来の構造体


従来の木橋では、
 ●雨に弱く腐りやすい
 ●ジョイントがゆるむので定期的に締め直さねばならない
 ●道路橋に必要な剛性を得るには大量の木材を使用し高額になる

従来のコンクリート橋では、
 ●コンクリート部がもろく、特にスラブ部は耐久性が低い
 ●現場施工なので工期や支保工がかかり、品質管理が困難
 ●自重が重く下部構に負担をかける

SW橋は、
 ●スラブがスチールで木部を雨から守ってくれるので腐らない
 ●ジョイントは溶接かスチール同士の高力ボルトなのでゆるむ箇所がない
 ●スチールで補剛され、強い剛性が得られるので木の量は少なく安価
 ●スラブがスチールなので耐久性が高い
 ●工場製作なので工期が短く支保工が少なく、品質管理がしやすい
 ●自重が軽いので下部構に負担をかけない